ZACKBARANG

てぃーだブログのスタッフやってます。2012年4月からタイ・バンコクに赴任予定。2ヶ月限定の沖縄ライフを楽しみます!
てぃーだブログ › ZACKBARANG › 書評 › ドリルを売るには穴を売れ、ティッピングポイント


ドリルを売るには穴を売れ、ティッピングポイント

明日から平日ですね!
早いものです。

休み中は従姉妹に言われてリスモをインストールしてあげたり、おじぃに言われてプリンターを買って設置したりと、電気屋さん状態でした。。

家族でパソコンに強い人が僕だけなので、自動的に休みになるとそういう役割が回ってくるのです^^;

それはさておき、一応勉強もしてました。

一冊目がこちら。
「ドリルを売りには穴を売れ。」

ドリルを売るには穴を売れ
佐藤 義典
青春出版社
売り上げランキング: 2635
おすすめ度の平均: 4.5
3 本当のビギナー向け
5 マーケティング小説
4 安心したい大学生へ
4 入門には最適。
4 確かにタイトルにはセンスが無い‥


お客さんはドリルが欲しいのではなく、それによって得られるベネフィット、つまり「穴」が欲しいのだと。素直になるほど!と思いました。

本の中では、理論の説明と、それを実際の事例にあてはめるミニストーリーという構成で進んでいきます。新人社員がいきなりイタリアンレストランの更正を任せられるという話なのですが、かなりリアルに作られていて楽しむことが出来ました。

マーケティングの入門書として最適な一冊だと思います。


もう一冊がこちら。
「急に売れ始めるにはワケがある」
英題はThe Tipping Pointです。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (SB文庫)
マルコム・グラッドウェル
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 97
おすすめ度の平均: 5.0
5 繰り返しが粘りになる
5 「バイラルマーケティング」の原理・原則本。ぶっちゃけマストバイです!
5 予想に反して科学的


勝間さんも薦めていたので読んでみたのですが、なるほどこれは面白いと思いました。
英語の本の和訳ということで若干読みづらい部分もあったのですが、書いてある内容はかなり踏み込んだものとなっています。

何かが劇的に変わるには、そんな大それたことが必要なのではなくて、あるポイントを押さえると全てがガラッと変わるポイントがティッピングポイントです。

例えば、数字は適当なのですが、気温が5℃と1℃では体感的にそこまで変わらないと思います。
しかし、後者では雪が降り、あたり一面は銀世界となります。

こういった感じの例を商品の流行、病気の流行、犯罪の流行など様々な例で検証した結果、口コミが起きるには「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」という3つの要素が重要だということが明らかになっていきます。

マーケティングに興味を持つ人は是非一読しておくと良いのではないでしょうか。

【書評】カテゴリーの最新記事



■関連(するかもしれない)記事
■最新記事

■モブログ新着
同じカテゴリー(書評)の記事
継続教育のススメ
継続教育のススメ(2009-03-30 00:15)

広告はラブレターだ
広告はラブレターだ(2008-07-23 01:27)


Posted by たひち at 2009年01月04日   19:13
Comments( 0 ) 書評
[公開]
[非公開]
※管理人のみ管理画面から確認することができます。
[公開]
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
[公開]
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。